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水虫の種類・症状について

綺麗な足の肌

水虫はカビの一種である「白癬菌(はくせんきん)」に感染して発症します。
さまざまな種類の水虫があり、感染した身体の部位によって名称や症状も異なり、水虫だと気づいていないケースもあるかもしれません。

一般的な水虫は足や手指がメジャーで、足白癬・手白癬・爪白癬などがあります。
足白癬には足指の間など趾間型(しかんがた)が有名で、最初は赤くなり白くふやけてきた後で皮が剥け、ムズムズしてかゆみを伴いただれてくるタイプです。
足裏や手など小水疱型(しょうすいほうがた)として、小さなプツプツした水泡ができるタイプもあります。

かかとの固い部分には角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)という、皮膚表面がザラザラして皮が剥けるタイプの水虫が発症します。
かゆみはなく、見た目の症状はひび割れやあかぎれと似ているので区別が難しく、水虫と思っていない人も多いでしょう。
爪にも白癬は感染し、爪水虫・爪白癬と呼びます。
白くなったり黄色に変色し、変形してボロボロになり崩壊するような状態になっている爪です。
痛みやかゆみは無いので放置している人も多いかもしれませんが、れっきとした水虫なので治療してください。

感染部位が陰部の場合は、俗に「いんきんたむし」と呼ばれる「股部白癬」があります。
股間に強いかゆみがあり、掻きむしってしまうと出血や膿がでて、感染が広がることも少なくありません。
陰部から臀部へ感染が広がり、ブツブツと大きな湿疹になっている人もいます。
体部へ感染すると「体部白癬」「ぜにたむし」と呼ばれます。
運動部の男性などに多くみられ、汗をかき不衛生になりやすい学生時代の部活でうつったというケースも少なくありません。
女性もストッキングや下着などで蒸れて発症することがあります。
白癬菌はカビ(皮膚糸状菌)の一種で世界には40種類以上存在しています。
日本国内では10種類程度が水虫を発症させると確認されており、その中のトリコフィトン・トンズランス菌による感染症は、頭皮に感染することで知られています。

頭にできる水虫もある

白癬菌の感染部位により水虫は一般名称が異なります。
手足の場合は水虫ですが、陰部や股部は「いんきんたむし」、体部は「ぜにたむし」、頭部は「しらくも」と呼ばれています。
しらくもは、子どもの頭に多く感染することで知られていますが、新型の頭部白癬として「トリコフィトン・トンズランス感染症」もあります。

頭部白癬・頭水虫は、フケかゆみ・抜け毛などの症状があり頭皮トラブルの原因のひとつです。
手足の白癬菌が頭皮に感染することで、頭皮に湿疹や炎症を引き起こし頭の毛根などにダメージを与えるため、フケが大量にでたり、痛みやかゆみ、抜け毛が増えるのです。
シャンプーしてもフケがでる、頭がかゆくてたまらない場合などは、頭皮白癬を疑ってみる必要があります。

頭水虫ではフケかゆみ・湿疹や薄毛だけでなく、頭皮炎症により白いかさぶた状の皮膚症状や、頭皮の臭い、円形脱毛症のように一部分だけ髪の毛が薄くなったり、非常に細かいフケが大量にでたりします。
特にトリコフィトン・トンズランス感染症では、毛髪が根元で切れてしまい、頭皮にポツポツとゴマのように黒い点々が残って見えます。

トリコフィトン・トンズランス感染症は、比較的新しく海外から入ってきた頭皮感染症で、格闘技などスポーツによる接触感染が多く見られ、2001年以降の格闘技選手の間で集団発生しています。
他の水虫菌よりも角質層への進入速度が数倍速く感染力も強いため、格闘技をしている本人から家族や友人への感染例も少なくありません。
一度感染してしまうと非常に治りにくいのも特徴なので早めの対策が重要です。
格闘技の選手は感染しないよう予防が大切で、トレーニング後のシャワーと抗真菌剤配合シャンプーの使用が奨励されています。